松栄製作所
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製 法

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グラビティ鋳造 GDC

金型に溶湯を流し込み、圧力は掛けないで重力(グラビティ)のみで成形する鋳造法です。弊社では主に機械を反転させ鋳造しています。
グラビティ鋳造の特徴は以下の通りです。

 

1.砂型鋳物と比較して、鋳肌や寸法精度、強度、生産性に優れます。

 

2.ダイカストと比較して次の特徴があります。

  
  • 金型が比較的安価です。
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  • T6処理により機械的性質が向上します。
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  • シェル中子を使用することで複雑な内部の物も鋳造できます。
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  • 小ロット物や肉厚製品、耐圧製品に向きます。

 

注湯ロボット

注湯ロボット

鋳造機

鋳造機

GDC製品例

GDC製品例

 

当社のこだわり

1.材料(溶湯)品質にこだわります

  1. ① 毎日定期的に各生産ラインの材料成分値を確認しています。
    (規格で定められた主要成分値はもちろん、改良処理や微細化処理に用いる元素Na,Sr,Sb,P等や、有害な微量元素まで確認してます)
  2. ② 製品のピンホール欠陥を無くすために脱ガス処理を確実に行い、減圧凝固試験器で毎日定期的に確認しています。
  3. ③ 機械的性質(引張強さや伸び等)を高めるべく改良処理を行っています。
  4. ④ インゴットのロットNo.管理を確実にしています。
    いつ何処からどの位入庫され、どのラインへどれだけ出庫されたかが確実に記録されています。
    これにより材料の先入れ先出し状況や、製品に鋳出しされている鋳造ロット№から、材料メーカーと製番(ミルシート)がわかります。

2.内部品質にこだわります

  1. ① 耐圧品などの主要製品は、定期的にX線装置や断面カラーチェックで内部品質を確認しています。
  2. ② 必要に応じ、ミクロ組織検査を行います。

3.品質問題が生じた場合、徹底して調査分析し改善を繰り返します

  1. PLAN・・・・鋳造上の問題や欠陥の原因調査、分析
  2. DO・・・・・鋳造条件の見直しや型修正などを行い再試作をします。
  3. CHECK・・・事象部の問題が改善されたかをX線装置やカラーチェックで品質確認します。
  4. ACT ・・・・品質状況により再プランの検討をします。
  5. ※ 品質に関しては各グループが品質目標を掲げ、毎月「目標達成評価会」を行い、各グループの成果を発表しています。

 

 

 

CF法 (CASTING&FORGING)鋳造と鍛造を組み合わせた製法

 

注湯ロボット

 

鋳造と鍛造を組み合わせた製法です。
鋳造ブランクを鍛造することで、材料の無駄が大幅に省けます。
鋳造品と比較して、機械的性質、表面粗さ、寸法精度、耐圧性などが大幅に向上します。

※弊社独自技術の中空CF品はグローバルトップシェアの顧客に採用され、弊社の主力製品です。

 

 

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